下條アトムさん死去 最後の仕事はCMナレーション 収録は急性硬膜下血腫発症前で昨年10月から放送

[ 2025年2月13日 13:38 ]

下條アトムさん(2017年撮影)
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 俳優の下條アトム(しもじょう・あとむ)さんが1月29日に死去したことがわかった。78歳。所属事務所のトム・プロジェクトが13日に発表した。葬儀は近親者のみで執り行った。

 事務所は「2023年9月に急性硬膜下血腫を患って以来、闘病生活を送ってきましたが、体調が急変し都内の病院にて息を引き取りました」と訃報を伝え「応援してくださった多くの皆様、お世話になりました関係者の皆様の生前のご厚誼に深謝いたしますとともに謹んでお知らせ申し上げます」と感謝。「また故人の遺志により、お別れの会などは予定しておりません」とした。

 下條さんは1946年11月26日生まれ、東京都出身。俳優・下絛正巳さんと元女優の田上嘉子さんの間に生まれ、1969年放送の連続テレビ小説「信子とおばあちゃん」でドラマデビュー。その後、多くのドラマ、映画で名脇役として活躍した。

 俳優だけでなく、声優・ナレーターとしても幅広く活躍した下條さん。急性硬膜下血腫発症前、23年9月に収録し、昨年10月から放送されたテレビCM味の素「生オリーブオイルソース 瀬戸内レモン」のナレーションが最後の仕事となった。

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