ABC「恋愛革命」のキャストは個性派揃い　それぞれの「革命的瞬間」を紹介します

ABC「恋愛革命」に出演する（上段左から時計回りに）吉田美月喜、嶋﨑斗亜、山中一輝、小田惟真、仲吉玲亜、吉田伶香、日高由起刀（写真提供　ABCテレビ）
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　【ABCテレビの探偵!　ナイショスクープ】こんにちは。恋愛革命APのNです。実は毎日欠かさず「＃恋愛革命」でエゴサーチをしています。「ドラマの作りが好き」「わんこすぎてかわいい」「もはやホラー？」どんな感想も励みになっています。いつも温かいご声援ありがとうございます。

　まるで本当の学校のように、個性光るキャストの皆さんが集まった撮影現場から、「革命」を感じた瞬間をご紹介したいと思います。

　嶋﨑斗亜さんは、皆さんご存知の通り、「姫ノ宮レイ」そのもの。「毎日楽しーーい！！」と漫画みたいな言葉を発している所も目撃しました。ですが、まじめな面の方がより見受けられたかと思います。台本読み合わせの日、誰よりも早く到着し、山中さんと2人で練習している姿はとても印象的でした。番宣収録の際はMCとして台本を細かくチェックしたり、休憩時間にもかかわらず誰の小ボケも見落とさずつっこんだり…全てのことに全力で挑んでくださる座長さんは初めてで、まさに「革命」でした。

　クールなヒロイン役の吉田美月喜さんは、役とは違いキュートな笑顔でよく笑う！全スタッフが虜でした。しかし、演技の話になるとプロ。切り替えの達人で驚きました。特に主人公が漫画から飛び出してきたようなキャラクターのため、「王子凛」はテレビの前の皆さんを置き去りにしないよう、とても悩みながら繊細に演じていただきました。おかげで凛に感情移入して楽しめるという声も多くいただいています。私は吉田さん演じる凛で初めて「ツンデレ」のよさに気づきました。大きな「革命」です。

　ドラマの主人公はレイですが、現場の主人公は山中一輝さんだったかもしれません。「伊藤悟」とは正反対。不思議な生態でスタッフ注目の的でした。そんな山中さんがドラマでも主人公になる回があります。現場もピリつく大事なアクションシーン撮影中「革命」は起きました。その場にいた全員が息をのむほど見応えあるものになったのです。後で聞くと、休日にアクションのある映画を観て勉強したそう。感想を伝えたら、「ありがとうございます」と普段のポヤさは無く、まっすぐ返事をくれた姿に感動してしまいました。

　実は撮影スケジュールの関係で4日ほど後にクランクインした吉田伶香さん。現場に居づらくないだろうか…そんな心配もよそに数分後には全キャストスタッフと仲良くなれる能力の持ち主です。さらに有名デザートから駄菓子まで、100点満点のリアクションをくれる愛されキャラ。メイン監督の針生さんは当初より、現場の空気感を大事にされていたのですが、吉田さんはこのチームの「和気あいあい」を作った人物の一人だと思います。全体が一体となれる現場は良い作品になる。と気づかされた素敵な「革命」でした。

　「岡田恵子」は、台本上セリフが記載されていない部分も多いのです。放送でのセリフは実はほとんど仲吉玲亜さんのオリジナルであるなど…。「自分と一番近いのは恵子っすね！」とおっしゃるほど自然に恵子を演じ、ポロっとでるアドリブがとてもいい味を出しています。ザ・コメディな場面でもリアルさがでたり、「ボケ」な場面でもちゃんとオチがついたりしており、ぜひ注目してもらいたいです。台本にない部分でもより作品を良いものにすることができる、と学んだ、そんな「革命」が起きました。

　日高由起刀さんもまさに「松田賢」で、ムードメーカー兼みんなのお兄ちゃん、みたいな存在でした。特に日高さんに懐いている山中さんから聞いた話によると、お芝居の相談をした際は何時間も練習に付き合ってもらったそう。21歳でこんなにも人望が厚い人に初めて出会い、「革命」を感じました。現場ではメイキングカメラに絶対にファンサービスをくれる、男子高校生！のような元気な姿を見ていたため、そんな知られざる素敵なエピソードに感激させられました。

　小田惟真さんは、初めとても緊張をされていました。会場に入った30秒後にそろりと部屋から出て、マネージャーさんの隣で小さくなっていた姿を覚えています。ですがその後はとても器用に、オリジナルキャラクター「辻翔太郎」を演じていただきました。実は辻ちゃんはドラマを通して一番変化のある人物なのですが、ラストは「かっこよく」仕上がっています。小田さんは現場のかわいい担当でしたが、本当はイケメン役・モテ男役も似合うのでは？と編集所で話題に。様々な引き出しを知り、「革命」的でした。

　「恋愛革命」はこれから輝かしい未来の待っているフレッシュなメンバーで制作しました。

　寒い日も夜遅い日も笑顔を絶やさず演じきっていただけたこと、本当に感謝の気持ちしかございません。皆さん今後も様々な作品に出会うと思いますが、恋愛革命が素敵な思い出になるよう、ぜひたくさん愛していただけると嬉しいです！

　▼執筆者プロフィール
　ドラマAP。高校時代革命は起こせず、お笑い劇場に時間とお金を捧げる。