玉川徹氏 JA出身元農相による“小泉批判”の真意は…「彼の後ろにいる人たちがしゃべれない状態だから」

[ 2025年6月2日 18:18 ]

テレビ朝日社屋
Photo By スポニチ

 元テレビ朝日社員の玉川徹氏が2日、同局「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演し、随意契約による備蓄米の売り渡しを決めた小泉進次郎農相(44)に対し野村哲郎元農相(81)が苦言を呈したことに言及した。

 野村元農相は5月31日に鹿児島県で開かれた森山裕幹事長の国政報告会で「自分で決めて自分で発表してしまう。ルールを覚えてもらわないといけない」などと発言。了承手続きの一環として自民党の農林部会に諮ってないとし、「森山先生から、チクリとやっていただかないと今後が心配だ。われわれが言っても聞かない」とも話した。

 玉川氏は「何でああいうことを言うのかなあ。ルールを覚えないといけませんよみたいな苦言を何で呈する?」と苦笑いし、「あんなことを言ったらますますあの人たちが悪者になっちゃうということが分からないんですかね?」と理解できない様子。「結果として小泉さんをアシストしてしまう結果になる。そういうふうなのが分からないのかなって不思議なんですけど」と首を傾げた。

 鹿児島県農協中央会出身で農水族の野村氏について「彼の後ろにいる人たちが今しゃべれない状態だから、その代弁をああいうふうな形でせざるを得ないってことかなと思う」と推測し、「ただ結果としてはまた首を絞めてるなっていう感じになっている」と私見を語った。

 小泉氏はスピード重視で備蓄米の店頭販売を実現させたが、「ヒーロー的になっているが、去年の価格に戻ったんですよ。去年より安くなっているわけじゃなくてあくまで去年ぐらいの元々の値段に戻ったコメを売ったっていうだけのこと」と指摘。

 「本当はここから先なんですよ。一時的なことじゃなくて来年再来年、ずっと高いおコメにならないようにするためにはむしろこれから、根本的なことにメスを入れていかないといけない」と抜本的な対策を求め、「今回の件がレバレッジになって改革を進めていけるようになれば全体としてはプラスになる」と語った。

続きを表示

「美脚」特集記事

「中居正広」特集記事

2025年6月2日のニュース