橋幸夫が緊急搬送で検査入院　3、4日のコンサートは出演キャンセル

橋幸夫

　歌手の橋幸夫（82）が自宅から救急搬送され、検査のため入院していることが2日、分かった。

　橋は6月3日と4日に予定されていた茨城、東京、神奈川での「夢グループ20周年記念コンサート」に出演予定だったが、出演見送りとなった。

　関係者によると、5月31日の夜に自宅で体調を崩し、病院に救急搬送された。検査の結果、「一過性脳虚血発作」と診断された。大事には至らず、1週間ほど入院して経過を観察するという。

　橋をめぐっては先月20日、アルツハイマー型認知症を患っていることが公表された。所属する夢グループの石田重広社長が会見で明らかにした。

　同じ発言を繰り返したり、歌詞を忘れるなどの症状が出ているというが、今後も体調を見ながら歌手活動を続ける。4月21日に行われる事務所の20周年記念コンサート神奈川公演でもステージに立った。