小室哲哉 ショートドラマ制作に挑戦 「もう一回くらいバズりたい」劇中曲でヒット狙う

[ 2025年6月2日 04:00 ]

ショートドラマの総合プロデューサーを務めることになった小室哲哉
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 音楽プロデューサーの小室哲哉(66)がこのほど、都内で行われたDMMのショートドラマリリース発表会に出席した。新たに配信予定の作品で総合プロデューサーを務めることが発表された。ショートドラマを手がけるのは初めてだが「ミュージックビデオやプロモーションビデオが大体3分。だから、尺感的に凄く分かるなと興味引かれました」と意欲を見せた。

 作品タイトルは未定だが、脚本はすでにほぼ完成。崖っぷちの少女と元作曲家で落ちぶれた男が本物の音を探し求める再生と逆襲のエンタメサクセスストーリー。男は偶然出会った歌い続ける少女の才能を信じ、地下アイドル業界にともに飛び込む。地下の厳しい現状に苦しむも、少女は3人組ユニットを結成。地下から這い上がり、音楽の力で自分たちの価値と希望を取り戻していく様子を描く。1話3分以内で全30話が目安という。

 這い上がるストーリーに込めた思いを聞かれた小室は「時代が変わってきて、“自分古いのかな。でも、もうちょっとやれるかな”みたいな気持ちを反映させたものをちょっと作ってみたかった」と話した。

 そして、「音楽があってのショートドラマの内容」と劇中の曲を作ることも宣言し「もう一回くらいバズりたいなって気持ちがある」と本音も明かした。「DMMのショートドラマからのヒット曲ってないと思うんです」と、ショートドラマ発のヒット曲を狙いに行く。

 それだけにドラマの世界観は「エンタメ」とするも「音楽の部分はリアルでいきたい」と語った。出演者はキャスティング段階というが「シビアな選考になる」と述べた。作品にプロデューサー役として出演する可能性があるかを問われると「ありえるかも」と含みを持った回答をし、会場の期待感を高めた。

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