小泉進次郎農相 備蓄米放出後の次の一手は?「消費者、生産者の水準が一致するところの議論を」

[ 2025年6月2日 21:54 ]

小泉進次郎氏
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 小泉進次郎農相(44)が1日、ABEMA「ABEMA的ニュースショー」(日曜正午)にリモートで生出演し、備蓄米放出後の施策について語った。

 コメ不足で高止まりが続く中、小泉氏はこれまで行ってきた備蓄米の入札を中止し、随意契約により安価なコメの放出を実施。5月31日から小売業者がネット販売などを開始し、この日からは5キロ当たり2000円前後の安価なコメの店頭販売が開始された。

 小泉氏は備蓄米を無制限で放出することを掲げているが、2000円での安価なコメが出回り始めたことに、農水族議員や生産農家からは懸念の声が上がっているのは事実。小泉氏は「まず生産者からすると2000円とか1800円という額が、やっていける水準の額ではないというのは、その通り」と認めた。

 その上で、次の一手について「まず1回、双方冷静になってもらうためには、2倍、2.5倍になっている今の価格を抑制して、マーケットが落ち着いた状況で、消費者の求める水準と、生産者がやっていける水準が一致するところはどこなのか、という議論をしなければいけないと思っています」と述べた。

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