セントチヒロ・チッチ　BiSHで立てなかった夢の武道館を「CENT」で目指す！ソロ活動も「らぶ表現」

グループ時代に果たせなかった日本武道館ライブを目指すCENTことセントチヒロ・チッチ
Photo By 提供写真

　「CENT」の名義で8月にメジャーデビューする元BiSHのセントチヒロ・チッチ（年齢非公表）が15日、東京・青海のZeppダイバーシティ東京でデビュー報告ライブを行った。約1時間半のステージでBiSHの「スパーク」など全17曲を披露した。

　「CENT、始めます」。約2000人を前に、右腕を高々と掲げて開幕を告げた。2022年発表のソロ活動最初の作品「向日葵」から幕開け。サビに合わせて自身と観客が高く掲げた腕が右に左に揺れ、一体感のある空間をつくり出した。

　BiSH時代はアイナ・ジ・エンド（30）の感情に訴えかけるハスキーボイスが目立っていたが、リードボーカルはチッチだった。聴きやすい女の子らしい声で、「プロミスザスター」「オーケストラ」といったメッセージ性の強い曲で、その思いを伝える役割を担ってきた。

　「老若男女、国境問わず仲間になれる音楽や空間をつくりたい」。ソロ活動でも、前向きで真っすぐな性格から生み出される明るい言葉を発信していく。ソロ活動3周年を迎える8月20日、ミニアルバム「らぶあるばむ」でメジャーデビューする。親交のある水曜日のカンパネラの詩羽（23）が参加した「Linda」など8曲を収録予定で「いろんな形のらぶを表現しています」とアピールした。

　グループではライブ直前に円陣で「ち〇ぽー！」と叫ぶのが恒例だったが、ソロでは封印。スタッフらとグータッチをしながら「や～！」と気合を入れた。グループ時代に果たせなかった目標は封印せず、「BiSHで立てなかった日本武道館にCENTで立ちたい」と強い思いで歌声を届けていく。（高原　俊太）

　≪ハシヤスメ・アツコ　和菓子が好きすぎて…≫元BiSHのハシヤスメ・アツコ（年齢非公表）は15日、東京・渋谷にこの日オープンした緑茶飲料「綾鷹」の体験型イベントコーナーをPRした＝写真。メロンを使用した和菓子を試食。大きな一口で頬張った後、綾鷹を飲むと「最高の組み合わせ。超おいしい！」と声を弾ませた。「和菓子が好きすぎて、和菓子屋さんで働いていたことがあった」と意外な過去も明かした。