泉房穂氏 日本の教育予算のスケールの小ささに失望 高校無償化議論も「欧州の半分くらい…倍にしたら?」

[ 2025年2月19日 17:19 ]

泉房穂氏
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 前兵庫県明石市長の泉房穂氏(61)が19日、ニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー」(月~木曜前8・00)にリモートで生出演し、与党と日本維新の会が協議を進めている高校教育の無償化について私見を語った。

 自民、公明両党は現在、高校教育無償化を目指す維新との政策協議で、合意文書案について詰めの調整を続けている。私立高に通う子の世帯向け支援金の加算額で合意できるかが焦点となる。

 3党の議論について、泉氏は「率直に言って、小さな話をしてるなって感じですね」とバッサリ。与党側の試算によると、高校教育無償化による関連予算は5000億円を超えるが、泉氏は「教育の予算は日本が異常に極端に少ない。ヨーロッパの半分くらいの比率なので、倍にしたらどう?5兆とかくらい当然ですから、何で5000億円の話をしてんねんって感じですね」と、その規模感の小ささに失望感を示した。

 泉氏は、教育にかかる世帯負担額の各国比較データを示し、「他の国は大学を卒業するまでに本人や親の自己負担は3割程度です。ほとんどの国が。日本は7割も負担させられている国なので、お金の使い道が子供たちや教育に少なすぎるんですよ」と問題視。「それを少し増やそうということなので、当たり前」と断じた。

 高校教育無償化は、多くの政党が昨秋の衆院選で掲げていた政策。泉氏は「こんなものは政局じゃなくて、すぐにやることなんであって、すぐにやることを何、小出しにしてるんやと」と憤りを口に。さらに「さっとやれよという感じですけど…ちょっと口悪いですか?」と、スタジオに確認を取りながら、持論を展開していた。

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