粗品　23歳でVの友田オレに、何度も「おめでとう」　目の前で「R-1」最年少記録破られるも

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　ピン芸人の日本一を決める「R-1グランプリ2025」決勝戦が8日、都内で開催され、友田オレ（23）が優勝。過去最多となるエントリー5511人の頂点に立った。

　友田は23歳の有望株。「霜降り明星」粗品が持っていた最年少優勝記録の26歳を大幅に更新した。早稲田大学お笑いサークル出身で在学中から活躍し、ファーストステージでは演歌ネタで、662点のトップスコアをたたき出した。

　ファイナルではフリップ芸に歌を掛け合わせた「いないいない音頭」を披露。審査員7人中、5票を獲得して圧勝し「うそでしょ！信じられない」と感無量の表情。最後は「みんな！俺の船に乗ってけ～！」とネタに引っかけて喜びを爆発させた。

　番組のMCを務めた「霜降り明星」粗品は自身の持っていた記録を目の前で破られたが、友田は優勝会見で「何度も何度も“おめでとう”と言ってくださった」と語った。

　大会は昨年から芸歴制限が撤廃。審査基準は「とにかく面白いピン芸」という1点のみで、若手からベテランまでがしのぎを削った。ヒロ・オクムラ、ハギノリザードマン、第21回チャンピオンの田津原理音、友田オレ、チャンス大城、ルシファー吉岡、「さや香」新山、マツモトクラブ、吉住が決勝に進出。23代目王者の称号と優勝賞金500万円をかけて激突した。

　陣内智則、バカリズム、友近、小籔千豊、「マヂカルラブリー」野田クリスタル、佐久間一行、ハリウッドザコシショウの7人が審査員を務めた。