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寺地拳四朗 11Rまで判定劣勢…最終Rに試合ひっくり返すTKO勝利で2団体統一!ファン「マジ泣ける」

[ 2025年3月13日 21:48 ]

プロボクシング WBC・WBA世界フライ級王座統一戦   WBC王者 寺地拳四朗(BMB)<12回戦>WBA王者 ユーリ阿久井政悟(倉敷守安) ( 2025年3月13日    東京・両国国技館 )

<WBC&WBA世界フライ級王座統一戦 寺地拳四朗・ユーリ阿久井政悟>12回、試合に臨む寺地拳四朗(左)とユーリ阿久井政悟(撮影・島崎忠彦)
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 WBC世界フライ級王者・寺地拳四朗(33=BMB)がWBA同級王者ユーリ阿久井政悟(29=倉敷守安)を12回、1分31秒TKOで下して統一王者となり、ライトフライ級に続き2階級での複数団体王座統一を達成した。

 12年6月の井岡一翔―八重樫東戦、22年11月の寺地―京口絋人戦に次いで国内3例目の 日本人同士の団体王座統一戦は激闘となった。試合序盤から一進一退の攻防が続いた。6Rからは足を止めて接近戦の打ち合いになると場内からは大歓声が上がった。

 最終ラウンドに死闘の決着がついた。拳四朗が一気に前に出て、連打を浴びせた。止まらないパンチにユーリの体が左右に揺れると、最後はレフェリーが止めてTKO勝利を飾った。

 11Rまでのジャッジペーパーでは2人が105-104でユーリ、1人が106―103で拳四朗につけていた。拳四朗にとってはまさに逆転KO勝利となった。

 ファンからは「試合凄すぎて余韻やばい」「めっちゃいい試合だった」「なんてスゴい試合なんだ」「マジ泣ける」などの声が上がった。

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