×

新世界王者もビックリ!「何が起こったのかと思った」 レフェリーの勘違い“珍事”に言及

[ 2025年3月13日 19:51 ]

プロボクシングWBO世界ライトフライ級タイトルマッチ   同級2位 レネ・サンティアゴ(プエルトリコ)<12回戦>王者 岩田翔吉(帝拳) ( 2025年3月13日    東京・両国国技館 )

<WBO世界ライトフライ級タイトルマッチ 岩田・サンティアゴ>レフェリーが岩田(右)の手をあげるもサンティアゴの判定勝ちとなった(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 WBO世界ライトフライ級王者・岩田翔吉(29=帝拳)が元同級暫定王者レネ・サンティアゴ(32=プエルトリコ)に判定で敗れて王座から陥落した。

 王座奪取よりも難しいといわれる初防衛戦で苦しい現実が待っていた。序盤から一進一退の攻防。その中で、3Rには強烈なカウンターの左ボディーで相手の体を崩す場面もあった。しかし相手の左ジャブと動き回るフットワークに苦戦。その後もパンチを当てる場面もありながらも、終盤には被弾する場面もあって試合終了。判定3者が110―118、111―117、112―116で完敗。サンティアゴに敗れて王座陥落した。新王者がコールされた際に、レフェリーが間違って岩田の腕を上げてしまう珍事もあった。

 新王者のサンティアゴは、試合後に起こったまさかの珍事に「何が起こったのかと思った」と笑顔を見せた。「その後NEWと聞いたので勝利を確信した」とつづけた。

 試合についても「相手はとてもパワフルで好戦的だった。リングの上で自分の全てを出していたが、自分はクオリティ高くクレバーな戦いでこの勝利をつかんだ」と振り返った。

続きを表示

この記事のフォト

「井上尚弥」特集記事

「那須川天心」特集記事

2025年3月13日のニュース