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中谷潤人 圧倒的な強さで防衛!試合後にIBF王者西田と統一戦示唆、ファン興奮「勝負論ある」

[ 2025年2月24日 21:19 ]

プロボクシングWBC世界バンタム級タイトルマッチ   王者・中谷潤人(M.T)<12回戦>同級6位ダビド・クエジャル(メキシコ) ( 2025年2月24日    東京・有明アリーナ )

<プライムビデオボクシング11>勝利し笑顔の中谷(撮影・島崎忠彦)
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 WBC世界バンタム級王者の中谷潤人(27=M・T)が無敗挑戦者のダビド・クエジャル(23=メキシコ)を3回3分4秒、KOで破り、3度目の防衛に成功した。世界3階級制覇の中谷はデビューから30戦全勝。28戦全勝(18KO)だったクエジャルにプロ初黒星をつけた。試合後にはるIBF同級王者・西田凌佑(28=六島)がリングに上がって統一戦を示唆した。

 “ビッグバン”が圧倒的な強さを示した。1回から左ストレートを当て、距離感をつかんだ中谷。クエジャルが距離を詰めてきたところに冷静にパンチを当てた。3回残り30秒ではボディーから、右左を上下に打ち分け、最後は左ストレートでダウンを奪う。立ち上がったクエジェルに、一気に畳みかけ、試合を決めた。バンタム級転向後4連続KO勝利に会場からはどよめきが起きた。

 試合後には西田がリングに上がった。中谷は「前回は“WHO’S NEXT”って言ったんですけど、西田選手やりましょう!」と統一戦を約束した。

 西田も「自分は中谷選手と戦いたいと思っていたのでお願いします」と返答した。

 日本人王者が占めるバンタム級主要4団体。日本人対決の統一戦示唆に「楽しみが増えた!」「早く見たい!」「マジで魂揺さぶられる」「ようやく王者同士が交わる」「今のバンタム級で1番勝負論ある」などの声が上がった。

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