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前世界王者モロニー 武居由樹&那須川天心にリベンジ熱望!「最高の状態を出し切れず負けてしまった」

[ 2025年2月24日 22:28 ]

プロボクシング119ポンド(約53.98キロ)契約   WBOアジア・パシフィック・バンタム級王者 那須川天心(帝拳)<10回戦>前WBO世界バンタム級王者 ジェーソン・モロニー(オーストラリア) ( 2025年2月24日    東京・有明アリーナ )

<Prime Video Boxing11>今回のジャッジに疑問を呈するモロニー(撮影・藤山 由理)
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 前WBO世界バンタム級王者ジェーソン・モロニ―(英国)が“キックボクシングの神童”那須川天心(帝拳)に判定負けを喫した。これで昨年5月の武居由樹戦に続いて連敗。さらに20年10月に井上尚弥に敗れた一戦も含めて日本人3連敗となった。

 日本人王者が占めるバンタム級主要4団体統一の野望も明かしていた神童を過去最大に追い詰めた。試合は序盤から積極的な戦いを見せた。その中、右ストレートが那須川の顔面を捉える場面もあった。第6ラウンドには、強烈な左右のパンチで那須川をグラつかせた。その後は超接近で戦った。しかし第7ラウンドは相手の右アッパーやフックを被弾する場面もあった。しかし終盤も攻め切れず試合終了。93ー97が2人、92ー98が1人の0ー3で判定負け。2連敗を喫してリングを降りた。

 勝利した那須川と武居はリング上で将来的に対戦する約束を交わしていた。モロニーは「2人は異なるスタイルだけど良い選手。2人をリスペクトしてるからこそ、自分自身が最高の状態を出し切れずに負けてしまった」ことを悔やんだ。

 そして「どのような展開になるのか分からないのがボクシングの美しさだと思う。2人とも良いファイターだからどんな試合になるか楽しみ。できることなら2人と再戦したい」と武居と那須川へのリベンジを要求した。

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