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那須川天心 グラつく最大のピンチも…判定勝利にネット「こんな天心初めて見た」「よく勝ち切ったね」

[ 2025年2月24日 20:40 ]

プロボクシング119ポンド(約53.98キロ)契約   WBOアジア・パシフィック・バンタム級王者 那須川天心(帝拳)<10回戦>前WBO世界バンタム級王者 ジェーソン・モロニー(オーストラリア) ( 2025年2月24日    東京・有明アリーナ )

<プライムビデオボクシング11>6R、モロニー(左)のパンチを浴び、ぐらつく那須川(撮影・島崎忠彦)
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 WBOアジア・パシフィック・バンタム級王者・那須川天心(26=帝拳)が前WBO世界同級王者ジェーソン・モロニー(34=オーストラリア)に3―0判定で勝利した。世界ランカー対決を制し、今秋予定する世界初挑戦へのテストマッチをクリアした。那須川はプロボクシングデビューから6戦全勝とした。

 “神童”が過去最大にピンチを迎えた。試合序盤からモロニーのパンチを被弾していた那須川。第6ラウンドに開始早々に相手の強烈な左右のパンチでぐらついたが、何とか尻もちはつかず耐えた。第7ラウンドには鼻から出血するも、相手のガードの隙間に強烈な右アッパーを差し込み攻勢に転じた。最終ラウンドは前に出てくるモロニ―をいなしながら意地のぶつかり合い。そのまま試合終了のゴングがなった。

 判定は97―93が2人、98―92が1人を付けて無敗を継続させた。

 ネットでは「こんな天心初めて見た」「覚悟の強さを感じられた試合」「ボクシング転向6戦目でこれだけできたのはすごい」「撃たれても耐えきって勝ちきったのは大きい」「過去最大のピンチだった気がした」などの声が上がった。

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