間質性肺炎急性増悪から復帰のささきいさお 一時「酸素量が50パーセント」に…「普通だったら死んでる」

[ 2025年4月28日 16:37 ]

アニソンフェス「スーパーロボット魂」でステージ復帰した、ささきいさお
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 間質性肺炎急性増悪と診断され活動休止していた歌手ささきいさお(82)が28日放送のフジテレビ系「ノンストップ!」(月~金曜前9・50)にVTR出演。自身の病状について語った。

 テレビアニメ「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」の主題歌などで知られる歌手のささきは、今年1月に間質性肺炎急性増悪のため緊急入院。退院後もリハビリ生活と自宅療養を送り、3月には自身の病状を「少なくとも4月いっぱいは仕事は差し控えるように、病院から言われています」と説明していた。

 ささきは、27日、都内で開催されたアニソンフェス「スーパーロボット魂」でステージ復帰。2000人のファンから「お帰りなさい!」と声をかけられ「“あの人が帰ってきてくれてうれしいな”と思ってもらえることが僕自身もうれしいんだなと分かりました」と笑みを浮かべた。

 番組が行ったライブ終演後のインタビューでは、診断時は「酸素量が50パーセント。普通だったら死んでる数字」だったと回顧。「自分の中では死んでみたっていう気がしてます」と当時の緊迫した様子を語った。

 「3カ月後にこんな歌をこんなところで歌ってるっていうのは信じられないくらい元気なんだっていうことだそう」とはにかむ姿も。

 現在の楽しみを聞かれると「(病室では)自由がなくて。根本、酒が飲めないっていう…家に帰れば飲んでいいですか先生?って聞いたら飲んでいいですよって。それが凄くうれしかった」と安堵の表情。「飲み過ぎには注意してますけど、毎晩のようにおいしいお酒を飲んでます」とお茶目に明かした。

 ステージでは「みんなに生かされてるって感じました。みんなの熱意が僕の命を支えてくれた。いまだにそう思っております。まだまだ、死ぬまで頑張り続けます」とファンに向け感謝と決意を語っていた。

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