「あんぱん」黒井先生「愚かしい！学費は官費」のぶ一蹴＆先輩御不浄お供も「スパルタ　理不尽」ネット戦慄

連続テレビ小説「あんぱん」第21話。黒井雪子（瀧内公美）は「愚かしい！」と朝田のぶを一蹴し…（C）NHK
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　女優の今田美桜（28）がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「あんぱん」（月～土曜前8・00、土曜は1週間振り返り）は28日、第21話が放送された。話題のシーンを振り返る。

　＜※以下、ネタバレ有＞

　「ドクターX～外科医・大門未知子～」シリーズなどのヒット作を放ち続ける中園ミホ氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算112作目。国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかし氏と妻・暢さんをモデルに、激動の時代を生き抜いた夫婦を描く。

　第21話は1936年（昭和11年）、家族に見送られ、朝田のぶ（今田美桜）は女子師範学校の寮に入る。のぶと小川うさ子（志田彩良）は軍国主義の担任・黒井雪子（瀧内公美）や先輩たちの厳しさにたじろぐ。のぶたちの生活は一変し…という展開。

　嵩は物陰からのぶを見送る。屋村草吉（阿部サダヲ）は「片や新天地、片や浪人。惨めだな。『花に嵐のたとえもあるぞ　さよならだけが人生だ』」「おまえもな。二度と線路で寝るなよ」――。

　黒井は国語と体操を担当。うさ子が鉛筆を落としてしまい、教室に緊張が走る。拾ったのぶに教師になる覚悟を問い「私は、家族みんなの支えがあって、ここに来ました。それに応えるための努力は惜まんつもりです」と答えると「家族のために。愚かしい！皆さんの学費は官費です。御国のために尽くす覚悟がない者は、去りなさい」――。

　203号室。室長の白州タキ（青山祥子）が頭痛のため寝ていた。「この新入りらあのせいで、ひどうなった」。2年の郡山国子（西野優希）は廊下私語禁止、先輩に道を譲ることなどを命じた。

　起床は午前6時。先輩の世話の後、朝食は7時。登校は8時半。授業を終え、寮に戻り、夕食は午後6時。自習は7～9時。就寝は9時半。「先輩が夜中に御不浄に行く時は、洗面器に水を入れて待つのも1年生の務めでした」（語り・林田理沙アナウンサー）。

　SNS上には「早くも強烈なキャラ」「先生も先輩も怖い」「なかなかスパルタな学校と寮」「軍隊みたい」「先輩と同室。これはつらい」「声が小さいと言われたり、うるさい言われたり…理不尽」「“御国のために”は時代としても、寮生活はさらに理不尽の塊」などの声。のぶ＆うさ子の新生活は果たして。