難病ALS公表のニャンちゅう声優・津久井教生「首から下はほとんど動きません。残念ながら…」病状報告

[ 2025年3月19日 14:39 ]

津久井教生X(@koubouya)から

 NHK Eテレに登場する人気キャラクター「ニャンちゅう」などの声を務め、指定難病「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」を公表している声優でミュージシャンの津久井教生(63)が19日までに自身のブログを更新。現在の病状について説明した。

 「身体の異変を完全に自覚したのは2019年の3月でした…確実におかしな転び方をしたのです!多少運動神経に自信があって、普段から舞台や授業などで体を動かしていたにも関わらず、全く受け身のとれない転倒でした」と当時の状況を回想。

 その“身体の違和感”を自覚してから、病気は進行し6年が経過した現在は「首から下はほとんど動きません。この状態が最終段階の感じです。残念ながら進行は緩まることはないようです」と実情をつづった。

 続けて「ALS(筋萎縮性側索硬化症)は厄介な難病で手強いです。厄介な事の一つは…罹患者の数だけ症例があるという事です。ですから治療法が見つかりにくく、原因も見つけにくいのだと思われます」と説明。

 その上で「私の体験に過ぎないのですが、この病気の事を今後もお伝えしていきます」と闘病生活の日々をこれからも発信していくと誓った。

 津久井は19年10月に病院で検査を受けた結果、「筋萎縮性側索硬化症」と診断されたと公表。22年6月、自身のブログで要介護(要支援)状態区分の最上位である「要介護5」の認定を受けたことを報告し、同年11月に「ニャンちゅう」声優を羽多野渉に交代することを発表した。また23年2月には所属事務所が「気管切開の手術及び人工呼吸器の装着を行った」と発表し、津久井自身も「声を失った」と、人工音声を用いて報告していた。

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