「明日もう1試合ある」メッツ監督はドジャースに快勝も気を緩めず 先発右腕を「よくやった」と大絶賛

[ 2025年6月5日 15:44 ]

ナ・リーグ   メッツ6―1ドジャース ( 2025年6月4日    ロサンゼルス )

ドジャース戦後、取材に応じるメッツ・メンドーサ監督(撮影・笹田 幸嗣通信員)
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 メッツは4日(日本時間5日)、敵地でのドジャース戦に快勝し、今季勝ち越しを決めた。試合後、カルロス・メンドーサ監督は先発で6回3安打無失点だったグリフィン・キャニング投手(29)を称賛した。

 指揮官はキャニングについて「かなり印象的だった。彼はすべての球種を駆使し、先手を取ったと思う。必要な時に必要なだけ彼らを追いかけさせた。でも、彼のすべての球種を使った投球は、速球は一度は97マイルを見たと思うけど、生命力があった。スライダーは鋭かった。チェンジアップもそうだった。つまり、彼は本当に良かった。試合が進むにつれて、特にスライダーは良かった。あの打線相手によくあそこまでやったと思う」と賛辞の言葉を並べた。

 そして、スライダーについてはここ数試合、特に良いのではと質問が及ぶと「特にあの球は奥行きがある。彼や投手陣を褒めてやってほしい。彼の速球と今日のスライドの仕方は本当に、本当に良かったと思う」と繰り返し「キャニングとピート(アロンソ)は本当に印象的だった。どちらも印象的だったが、軍配はグリフィンに上がるね」と2発のアロンソよりもキャニングの好投が勝因に直結したとした。その上で「でも、ピートの2本目のホームランはあそこまで飛ばすのは簡単じゃない。初回にホームランを放ち試合の流れを作った。そして、試合終盤に追加点を挙げ、試合を終わらせたね」とアロンソの2発も効果的だったと称賛を忘れなかった。

 昨季、ワールドチャンピオンのドジャース相手に4勝2敗とし、1試合を残してシーズン勝ち越しを決めたものの「いや、シリーズを勝ち抜いたのはいいことだけど、このシリーズを勝ち抜くために明日もう1試合ある。相手は本当にいいチームなんだ」と気を緩めることなく5日(同6日)の試合も臨まなければならないとした。

 そして、「このシリーズ全体では勝った。それでも、僕らの仕事は明日このシリーズで勝つことなんだ」とあくまで明日が大事と強調した。

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