MLB 来季から“ロボット審判”正式導入へ「各球団非常に前向き」とコミッショナー 韓国ではすでに実施

[ 2025年6月5日 11:28 ]

MLBのロブ・マンフレッド・コミッショナー
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 米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」などは4日(日本時間5日)、メジャーで2026年に「自動ストライク・ボール判定システム」(ABS=Automated Ball-Strike Systemの略)、いわゆる“ロボット審判”が導入される予定だと報じた。

 同メディアのエバン・ドレリッチ記者によると、米大リーグ機構(MLB)のロブ・マンフレッド・コミッショナーは同日、ABSの導入案を提出すると発表。このままいくとABSは来季のメジャーリーグに正式に導入される見込みだという。

 マンフレッド氏はMLB本部で「このプロセスを変更する可能性を追求していくつもりです。各球団はABSに対して非常に前向きな姿勢です」と語っている。

 同メディアのドレリッチ記者は、導入されるABSについて「人間の審判は依然として大半のストライク・ボール判定を行うが、チームは審判の判定に対して各試合2回まで異議申し立てできるようになる」と“チャレンジシステム”であると説明。

 ロボット審判を巡ってはメジャーなどではオープン戦で試験的に導入された。韓国プロ野球(KBO)では昨年から導入し、試合時間の19分短縮に成功。その判定制度は99・9%だったという。

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