東海大九州4年 後藤颯太が逆転初優勝 九州アマゴルフ最終日

[ 2025年5月30日 15:20 ]

九州アマゴルフ最終日 ( 2025年5月30日    福岡県北九州市・九州ゴルフ倶楽部八幡コース(7033ヤード、パー72) )

<九州アマゴルフ最終日>最終日に逆転で初優勝を決めた後藤颯太、カップを手に笑顔
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 予選ラウンドを通過した65人により4日間72ホール競技の最終ラウンドが行われた。

 初日、2日目とトップで、前日の3日目は1打差の2位だった後藤颯太(21=東海大九州4年)が3バーディー、ノーボギーの69で回り逆転。通算8アンダー、280で九州アマのタイトルを初めて手にした。

 福岡・沖学園中3年で九州ジュニアに優勝して以来、後藤はドライバーからアプローチまですべてのショットでイップスに悩まされて、成績も低迷が続いた。「一時はゴルフを止めようかとまで考えた」。東海大九州に進んでからは、開きをなくすこととボディターンや下半身主導を意識するなど徹底してスイングを改造。時間をかけて自信を取り戻して臨んだ今大会は「ビッグスコアは狙わずグリーンのセンターに乗せて、1日2アンダーを目標に」の青写真通り4日間通算8アンダーをマーク。九州ジュニア以来7年ぶりの九州タイトルを手にした。

 この日、一時は8アンダーまでスコアを伸ばして首位に並んだ佐々木心音(ことね、16=宮崎・日章学園高2年)は終盤の連続ボギーなどで後退し、3打差の5アンダー、2位だった。3日目まで首位の三明蓮(17=福岡・沖学年高3年)は76とスコアを崩し2アンダーの4位だった。

 上位14人とシードの林田直也は日本アマ選手権(7月1~4日、横浜CC西コース)の出場権を得た。


(最終日上位成績)
(1)後藤颯太 280(68・71・72・69)
(2)佐々木心音283(75・67・69・72)
(3)古賀翔瑛 285(72・75・69・69)
(4)三明 蓮 286(69・70・71・76)
(5)藤井太己 287(71・71・71・74)

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