神戸のレニーHC、さらなる飛躍へ「エラー率が課題」 12選手退団には「成長のためには変革」

[ 2025年6月5日 14:55 ]

シーズン総括会見に出席した(左から)レニー・ヘッドコーチ、共同主将のレタリックと李
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 ラグビー・リーグワン1部の神戸は5日、神戸市内のクラブハウスでシーズン総括会見を開いた。

 弘津英司チームディレクター、デイブ・レニーHC、共同主将の元ニュージーランド代表LOブロディ・レタリックとSO李承信が出席。チーム史上最高となる3位で終え、レニーHCは今シーズンを振り返った。

 「シーズンの最初はスロースタートで、勝てる試合で勝ちきれなかった。ただ、シーズンの終え方はハッピーだった。ラストの11試合で8勝を挙げ、3敗のうち2敗は東芝(BL東京)。一つは静岡。その中で若手の台頭もあって、それは将来を考えた時に非常に重要だと思う。2シーズン前は9位で、昨季は5位、今季は3位。学んだことを生かして、より高い順位を目指したい」

 前日4日には元日本代表FB山中亮平、WTB山下楽平、FLサウマキ・アマナキら12選手の退団が発表された。「ラグビーチームが成長していくためには、変革をしていかないといけない。退団する中には経験豊富な選手もいて、チームに多大な貢献をしてくれた選手もいる。その中でも、若手の台頭があった。入れ替えというのは起きていかないといけない」とレニーHC。リクルートにも注力しつつ、来季を見据える。

 チームに対して指揮官はセットプレーなどの成長を評価した一方で、課題に「エラー率」を挙げた。「ボールを展開する中で、ミスの数があまりにも多かった。エラー率は修正しないといけない。エラーをすることで、プレッシャーを掛け続けられるチャンスを失っている。エラー率が一番の課題になる」。頂点を目指し、さらなる進化を目指す。 

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