杉村太蔵「抵抗勢力みたいな…」生産者の立場からコメ価格について熱弁「一杯60円が本当に高いのか」

[ 2025年5月28日 15:49 ]

杉村太蔵(16年撮影)
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 元衆院議員でタレントの杉村太蔵(45)が28日、テレビ朝日系「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜前10・25)に出演し、高騰が続くコメの価格について私見を述べた。

 価格を引き下げるため備蓄米放出の手続きを随意契約に変更し、6月上旬に5キロ当たり2000円ほどで店頭に並ぶことを目指す方針を示した小泉進次郎農相。“古古古米”となる21年産の税抜き店頭価格については「5キロ1800円程度」との見通しも示している。

 杉村氏は「小泉大臣としては政府が備蓄していた古いお米をとにかく店頭に並べようと、迅速にやろうということで今やっている。備蓄米が2000円台で店頭に並ぶことは全般的な物価高対策としてはいいと思う」と一定の評価。

 そのうえで北海道内有数のコメどころの旭川市出身の立場から「そもそものコメの価格として、今年の新米の価格で、正直言うと生産者の立場からすると確かにコメの価格は上がっているが、今までがあまりにも安すぎませんかと。キロ2000円ではとてもやっていけない、肥料とか生産コストが上がっているので」と説明。全国農業協同組合中央会(JA全中)の山野徹会長が現状のコメ価格は「決して高いとは思っていない」と発言したことに触れ「生産者を代弁した言葉としてはよく理解できる」と話した。

 石破茂首相はコメ全体の店頭価格5キロ3000円台を目指しているが「生産者としてはキツイ言葉だなと思う」。5キロ4000円ならご飯一膳あたり約60円になるとし「確かに去年と比べると高いが、日本人が作ったおいしくて安全なお米が一杯の価格60円が本当に高いのか、今までが安すぎたんじゃないですかっていうね…この生産者の声を聞いてもらいたい」と熱弁。「抵抗勢力みたいなことを言って申し訳ないが、思いとしてはある」と話した。

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