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2冠王者・平岡アンディ、初防衛に自信「自分は世界を見据えて…」

[ 2022年2月27日 15:23 ]

<WBOアジア・パシフィック&日本スーパーライト級タイトルマッチ>前日計量をクリアした2冠王者の平岡アンディ(左)と挑戦者のアオキ・クリスチャーノ
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 プロボクシングWBOアジア・パシフィック&日本スーパーライト級タイトルマッチ12回戦(28日、後楽園ホール)の前日計量が27日、東京都文京区の日本ボクシングコミッション(JBC)事務局で行われ、2冠王者・平岡アンディ(25=大橋)はリミット(63.5キロ)を100グラム下回る63.4キロ、挑戦者でWBOアジア・パシフィック8位、日本1位のアオキ・クリスチャーノ(33=角海老宝石)はリミットの63.5キロでともに1回目でパスした。

 平岡にとっては昨年10月の王座決定戦で佐々木尽(八王子中屋)に11回TKO勝ちして獲得した両タイトルの初防衛戦だが、「自分の中ではチャンピオンとか初防衛戦とかいう意識はあまりない」と断言。IBF6位、WBO15位と2団体で世界ランキング入りしているだけに「通過点と言ったら相手に失礼だけど、自分は世界を見据えて、世界で戦うためにどうすればいいか、お父さんと考えながらやってきた。練習で積み上げてきたものを、いかに出せるかを考えている」と言い切った。

 19年11月に米プロモート会社トップランク社と契約し、ラスベガスでの試合も2度経験。コロナ禍の影響もあり、直近2戦は国内での試合となったが、対戦したい相手にスブリエル・マティアス(プエルトリコ)の名前を挙げ、再び海外での試合にも意欲を示した。

 父のジャスティス・コジョ氏はアオキ戦について「長いラウンドはいけない。相手が近くで戦おうとすれば、早く倒すよ」と自信たっぷりに予告した。

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