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K―1スーパーバンタム級王座決定トーナメント 金子、玖村がKO勝ちで準決勝に進出

[ 2022年2月27日 15:09 ]

K―1 WORLD GP 2022 JAPAN ( 2022年2月27日    東京・東京体育館 )

<K―1スーパーバンタム級>1回戦3R 黒田勇斗(左)からダウンを奪いKO勝利した金子晃大(撮影・代表撮影)
Photo By 代表撮影

 8人参加の第3代スーパーバンタム級王座決定トーナメントで、金子晃大(25=三軒茶屋シルバーウルフ)、璃明武(21=総本部チーム・ペガサス)、玖村将史(23=五反田チームキングス)、佐々木洵樹(30=POWER OF DREAM)が準決勝に進んだ。

 優勝候補の一角に挙げられる金子は黒田勇斗(23=心斎橋チームレパード)に対し左右のローキックなどで先手先手と攻めた。3R、まずは左フックでダウンを奪うと、2分17秒、右ストレートでKO勝ち。威力抜群のパンチで、前のめりに倒れた黒田はしばらく起き上がれなかった。

 Krushスーパーバンタム級王者の璃明武はK―1初参戦の一航(20=新興ムエタイジム)を相手に、立ち上がりから試合をコントロールした。1Rから自分のペースで攻め、手数で上回った。絶妙な距離感で相手の攻撃もしっかり見切り、3―0で判定勝ちした。

 19年のK―1スーパーバンタム級世界最強トーナメント準優勝の玖村は鬼山桃太郎(22=SAGAMI―ONO KREST)を寄せ付けなかった。パンチ、キックでボディーを攻め、最後は1R1分24秒、左の三日月蹴り一発でKO勝ちした。解説を務めた前王者でプロボクサーの武居由樹は「メチャメチャ強くなっている」と進化を認めた。

 プロボクシング出身の佐々木は2Rで右目尻をカットするなど、内田晶(24=チーム・タイガーホーク)を相手に苦戦。3R終了時の判定は0―1で延長に突入した。延長は手数で勝り、3―0で判定勝ち。辛うじて準決勝に駒を進めた。

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