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西田凌佑 病院直行…枝川会長、3ラウンドですでに右肩脱臼と明かす 中谷にTKO負け プロ初黒星

[ 2025年6月8日 21:44 ]

WBC&IBF世界バンタム級王座統一戦   IBF王者 西田凌佑(六島)<12回戦>WBC王者 中谷潤人(M.T) ( 2025年6月8日    東京・有明コロシアム )

<WBC&IBF 世界バンタム級王座統一戦 中谷潤人・西田凌佑>6R終了で西田は試合続行不可能で敗戦。ねぎらう中谷(撮影・長久保 豊)
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 IBF世界バンタム級王者の西田凌佑(28=六島)はWBC同級王者・中谷潤人(27=M・T)との無敗対決に敗れた。6R終了後右肩脱臼で続行不可能。IBF王座2度目の防衛に失敗してベルトを失った。プロデビューからの連勝も10でストップした。

 敗戦後、西田は病院へ直行。会見は開かれなかった。枝川会長によると、3ラウンドですでに脱臼していたという。

 圧倒的不利の下馬評を覆せなかった。注目の王座統一戦で西田は「ビッグバン」中谷の牙城を崩せず、苦いプロ初黒星となった。

 1Rから接近戦から相手の強烈なパンチを被弾。それでも西田も打ち返して、打ち合いの展開となった。2Rも相手の強烈なアッパーなどを被弾した。しかし3Rはカウンターで中谷の顔をとらえるパンチもあった。その後は、偶然なバッティングで右目を腫らせながらも果敢に打ちあった。

 しかし6R終了後、西田にアクシデントが襲った。6R終了後に右肩脱臼で陣営が続行不可能という判断で試合が終了した。ファンにお詫びした上でリングを降りた。ファンから健闘を称える大きな拍手が送られた。

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