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井岡一翔との統一戦“消滅” アンカハス王座陥落…V10戦でマルティネスに判定負け

[ 2022年2月27日 13:48 ]

<IBF世界スーパーフライ級タイトルマッチ>前日計量をクリアしたアンカハス(左)とマルティネス(撮影:杉浦大介通信員) 
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 プロボクシングIBF世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦は26日(日本時間27日)、米ネバダ州ラスベガスのザ・コスモポリタンで行われ、王者ジェルウィン・アンカハス(30=フィリピン)は挑戦者で同級11位のフェルナンド・マルティネス(30=アルゼンチン)に0―3で判定負けし、10度目の防衛に失敗。16年9月に獲得し、5年5カ月君臨してきた王座から陥落した。アンカハスは12年3月以来、約10年ぶりの敗戦で戦績は33勝(22KO)2敗2分け、マルティネスは14勝(8KO)で無敗で新王者となった。

 アンカハスは昨年大みそかにWBO世界同級王者・井岡一翔(32=志成)と日本で統一戦を行う予定だったが、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の世界的な流行により、日本政府が外国人の新規入国を禁止したため、中止に。米国で調整を続け、今回の防衛戦に臨んだ。勝てば、井岡との防衛戦に向かう予定だったが、118-110×2117-111と大差の判定負け。王座陥落により、井岡との統一戦も“消滅”した。

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2022年2月27日のニュース