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4団体統一王者ジョシュ・テイラー防衛成功! 8回にダウンもカテラルに僅差判定勝ち

[ 2022年2月27日 09:56 ]

ジャック・カテラルに判定勝ちしたジョシュ・テイラー(ロイター)

 プロボクシングの4団体統一世界スーパーライト級タイトルマッチ12回戦は26日(日本時間27日)、英グラスゴーのSSEハイドロで行われ、4団体統一王者ジョシュ・テイラー(31=英国)が挑戦者でWBO1位、WBA&WBC9位のジャック・カテラル(28=英国)に2―1で判定勝ちし、IBF4度目、WBA3度目、WBCとWBOの初防衛に成功した。戦績はテイラーが19勝(13KO)無敗、初黒星を喫したカテラルは26勝(13KO)1敗となった。

 当初は昨年12月に対戦予定だったが、テイラーの故障により延期。前日計量後のフェイスオフでは、両者が額をぶつけてにらみ合い。挑戦者カテラルが左手でテイラーの喉をつかみ、これに激怒した王者がカテラルの突き飛ばすなど、あわや大乱闘という遺恨を残していた。

 8回にダウンを奪われながらも終盤に巻き返し、114―111、113―112、112―113と僅差ながらも勝利をつかんだテイラーは「最高のパフォーマンスではなかったが、私は私は戦いに勝ったことを知っている」などと勝利を強調。採点が分かれる結果にも「再戦の必要はないと思う」と言い切った。

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2022年2月27日のニュース