WBO世界フライ級王者・中谷潤人　2度目防衛後にSフライ級戦線参戦視野も「まずは次の試合に集中」

相模原市の城山湖周辺などで走り込みを行ったWBO世界フライ級王者・中谷潤人（中）。左は神足茂利、右は日本ミニマム級王者の石沢開　
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　プロボクシングWBO世界フライ級王者・中谷潤人（24＝M・T）が26日、2度目の防衛後にスーパーフライ級戦線に参戦したい意向を明かした。12月に予定されていたV2戦はコロナ禍で延期が続いているが、中谷は4月開催を想定し、「心身にスイッチを入れるため」に同門の石沢開（25）らと神奈川県相模原市などで体力強化練習。「前回、米国で初防衛できたので、国内で最初の防衛戦も良いパフォーマンスを発揮したい」と意気込んだ。

　さらに「スーパーフライ級が盛り上がっているので、そこに行きたい気持ちはあります」と、実力者がそろい、王座統一の動きが活発な階級への転級を希望。「そのためにも、まずは次の試合に集中します」と表情を引き締めた。