カーショーは5回途中5失点で降板 289日ぶり白星ならず 5回にアロンソに同点二塁打浴びガックリ

[ 2025年6月4日 12:42 ]

ナ・リーグ   ドジャース―メッツ ( 2025年6月3日    ロサンゼルス )

メッツ戦に先発したドジャース・カーショー
Photo By AP

 ドジャースのクレイトン・カーショー投手(37)が3日(日本時間4日)、本拠でのメッツ戦に先発。5回途中5失点で降板し、今季初白星はつかめなかった。

 立ち上がり、2死二塁からアロンソにカーブを狙われ中前適時打を浴び先制を許した。3回も先頭・リンドアに中前打を打たれると、1死からソトに2ランを被弾。フルカウントから91・2マイル(約146・8キロ)の直球を右翼席へ運ばれた。

 4回は三者凡退に封じたものの打者が3巡目に入った4―3の5回に捕まった。1死からリンドアを四球で出すと、続くマルテのゴロを三塁手・マンシーが後逸。1死一、二塁で一発を浴びたソトを迎えたが、遊飛に打ち取った。ところが、続くアロンソに左中間へ適時二塁打を浴び同点。ベテラン左腕はマウンドで両膝に手を突きがっくりとうなだれた。

 なおも2死二、三塁でニモのゴロを一塁手・フリーマンが捕球し、ベースカバーに入ったカーショーに転送。アウトの判定で攻守交代と思われたが、メッツ側のチャレンジによるビデオ判定で打者走者の方が先にベースに到達したとしてセーフに覆り、三塁走者の生還が認められ、勝ち越し点となる5点目を与えた。ここでカーショーは降板となり、今季初白星はつかめなかった。

 この日の登板成績は4回2/3を6安打5失点(自責3)だった。

 カーショーは昨年11月に左膝半月板と左足親指を手術。今季はマイナー登板を経て、5月17日のエンゼルス戦で昨年8月30日のダイヤモンドバックス戦以来260日ぶりに復帰登板した。今季はここまで3試合に登板し0勝0敗、防御率4・91。昨年8月18日のカージナルス戦以来、289日ぶりの白星を目指した登板だったが、かなわなかった。

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