「アキダイ」社長 コメ価格の今後は?「6月も実は値上がりの話が」 備蓄米による下落効果に期待

[ 2025年5月29日 17:34 ]

スーパー「アキダイ」秋葉弘道社長(2019年撮影)
Photo By スポニチ

 都内でスーパーマーケット「アキダイ」を経営する秋葉弘道社長が29日、ニッポン放送「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」(月~木曜後3・30)に電話出演し、高止まりが続くコメ価格の今後を占った。

 小泉進次郎農水相は就任後、政府備蓄米30トンを放出し、随意契約により5キロ当たり2000円前後で購入できる施策を迅速に実施した。一方で、政府が発表した5月12~18日に販売されたコメの平均価格は5キロあたり4285円で、前週を17円上回る過去最高値を更新。高止まりの現状が、備蓄米の流通によってどう変動するか、注目される。

 秋葉社長は「これまでは(備蓄米が)小売店に出回らなかった」とし、「今回は小売店を限定したような販売なので、効果は若干、あって欲しい」と願うように話した。

 価格が下がらない理由について、秋葉社長は「高くても売れているということなんですよね。高くても売れているから、値段を下げる理由はまったくない」と、市場の原理を説明した。

 その上で、「高いのが売れなくなれば(下がってくる)」とも指摘。「6月も実は値上がりの話が来ている」と、6月もコメ価格がさらに上がる要因を打ち明け、「7月に値下がりの話があれば、一定の効果はあったんじゃないかと思いますね」と期待した。

続きを表示

「美脚」特集記事

「中居正広」特集記事

2025年5月29日のニュース