田崎史郎氏 玉木代表「動物の餌」発言に苦言「説明はその通り」も…「思いやり、配慮行き届いたか」

[ 2025年5月29日 21:58 ]

国民民主党・玉木雄一郎代表
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 政治ジャーナリスト田崎史郎氏が29日、BS11「報道ライブ インサイドOUT」(月~金曜後9・00)に生出演し、政府備蓄米を巡る国民民主党・玉木雄一郎代表(56)の「動物の餌」発言に苦言を呈した。

 玉木氏は28日、衆院農林水産委員会で、小泉進次郎農水相への質問の際、「あと1年経ったら実は餌米で出す予定だったんですよ。1年経ったら動物の餌になるようなものを安く売りますったってそりゃ安く出ますよ」などと述べ、物議を醸している。番組では、玉木氏が餌米の表現について「議事録にもいっぱい出てきています」と説明した。さらに減反政策や備蓄米のシステムを解説し、備蓄米と一般流通の銘柄米を比較。「本体の九十何%ある銘柄米の方に、(価格の)影響を与えることができないんじゃないか」と疑問を呈することが発言の意図だったとした。

 玉木氏の説明に、田崎氏は「減反政策の流れはその通りですし、動物1年餌発言、説明はその通りなんですよ」と同調。一方で、「玉木さんが質問された時にドキっとしたんです。言葉的にね」と、その言葉の表現が引っかかったことを打ち明けた。

 「なぜかというと、今、古古古米をあれしている時、動物の餌を食べさせているイメージ、印象を与えかねない。論理的には玉木さんの言われる通りなんですけど、今、備蓄米を売ろうとしている時に果たしてあの表現がどうだったのかというのは、僕には残りますね」。言葉の持つ響きが危険だと率直に感じたといい、「言葉を使う時にはデリカシーがないといけない。その言葉を発することによって、相手に対する思いやりと配慮が行き届いたか。僕はその点ではちょっと今後あらためるべき点はあるなと思います」と指摘した。

 玉木氏は隣で、微動だにせず田崎氏の言葉に聞き入っていた。

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