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畑山隆則氏 中谷潤人の次戦相手にあの暫定王者を希望「それが井上チャンピオンへの近道」

[ 2025年2月21日 15:53 ]

ダビド・クエジャルとの防衛戦にむけ練習を公開した中谷(撮影・西川祐介)
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 渡嘉敷勝男氏、竹原慎二氏、畑山隆則氏のボクシング元世界王者3人がYouTube「ぶっちゃけチャンネル」を更新。WBC世界バンタム級王者・中谷潤人(27=M・T)の次戦相手にWBA世界スーパーバンタム級暫定王者のムロジョン・アフダマリエフ(30=ウズベキスタン)を希望した。

 中谷は2月24日にダビド・クエジャル(23=メキシコ)と3度目の防衛戦を控える。

 竹原氏はこの相手を「強い」。畑山氏も「今までで最強に近い」と警戒した。

 相手は28戦28勝(18KO)と無敗で、身長も1メートル74と、中谷を1センチ上回る。

 だが、あくまで“格下”。

 統一王者や複数階級制覇王者を次々に倒す井上尚弥(大橋)と比べ、渡嘉敷氏は「中谷くんは相手にめぐまれない。名前のあるチャンピオン倒したら井上チャンピオンなみに数字もギャラも上がる」と指摘した。

 クエジャル戦に勝てば、次はIBF同級王者の西田凌佑(六島)との統一戦もウワサされている。

 だが、その先に井上尚弥戦を見据えるなら「アフマダリエフとやればいい。それで井上チャンピオンに“やろう”といえばいい」と渡嘉敷氏が提案した。

 アフマダリエフは井上尚弥が持つ4団体の世界スーパーバンタム級のベルトのうち、WBAの暫定ベルトを持ち、井上尚弥にとってもピカソの次の相手と言われている。

 畑山氏も「アフマダリエフはおもしろいかもしれない。あくまで我々の希望ですけど。それが井上チャンピオンへの近道」と、気持ちを盛り上げていた。

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