松坂桃李 主演映画舞台あいさつで役所広司と褒め合い!? 「今日は本当にゆっくり寝れそうです」と笑顔

[ 2025年1月24日 12:41 ]

映画「雪の花―ともに存りて―」の公開記念舞台あいさつに登壇した(左から)芳根京子、松坂桃李、役所広司、小泉堯史監督
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 俳優の松坂桃李(36)が24日、都内で行われた主演映画「雪の花―ともに存りて―」(監督小泉堯史)の公開記念舞台あいさつに、役所広司(69)、芳根京子(27)、小泉監督とともに登壇した。

 江戸時代末期に流行した天然痘に立ち向かった実在の医師・笠原良策の物語。松坂は「未知なもの、不安なものに対して感じる恐怖だったりとか恐れみたいなものっていうのは、本当に昔も今も変わらないんだなっていうのを改めて実感しました」と振り返った。

 壇上では、5度目の共演となる松坂と役所による褒め合いが繰り広げられた。役所が「良策という医者の役は、松坂さんの誠実で志に向かって諦めない男にぴったりだと思う。松坂君しか思い浮かばないような役だったと思います」と話すと、松坂は「毎度毎度、セリフの受ける印象が違うんですけど、今回は僕自身にもくるようなものがあった」としみじみ。松坂演じる良策が、役所演じる蘭方医の日野鼎哉に教えを請うシーンがあるが、松坂は「生徒として(役所さんの)授業を受けられるっていう、なんかその感覚もすごく楽しくて。本当に毎日がいい時間だったなと思います」と笑顔で語った。

 思いがけず褒められた2人は幸せそうな表情。役所は「ほんとかな」と、疑心暗鬼の表情を浮かべながらも「ほんまに褒めてくれてありがたいですよ」とにこやか。松坂は「今日は本当にゆっくり寝れそうです」と喜んだ。

 今作は急性心筋梗塞のため16日に87歳で亡くなった映画撮影監督の上田正治さんの遺作となる。同じ“黒澤組”で、22日の通夜に参列した小泉監督は「50年近く一緒にずっとやってきたので、本当に残念」と無念の表情。「これが最後の作品になる。この良さはスクリーンじゃなくちゃ見られないと思うので、ぜひもう一度、スクリーンで上田さんのキャメラを見ていただければうれしく思います」と呼びかけた。

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