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大橋会長が断言「尚弥のファイトマネーは史上最高になる」

[ 2025年4月5日 16:34 ]

会見に臨んだ井上尚弥(左)。右は井上真吾トレーナー(撮影・郡司 修)
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 プロボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋、29勝26KO)は5日、横浜市内のホテルで、5月4日(日本時間5日)に米ネバダ州ラスベガスでWBA同級1位ラモン・カルデナス(29=米国、26勝14KO1敗)との防衛戦の国内発表会見を行った。収容人数2万人を誇るT―モバイル・アリーナが会場で日本人が試合をするのは初。

 所属ジムの大橋秀行会長(60)は「自分が小さい時に見ていて米国で試合をすることもそうだが、ラスベガスの大きな会場で試合をすること自体考えられなかった。凄いことだ」と改めて驚きの表情。続けて「チケットが売れていると聞いている。満員になるだろうし、思った以上にすごい反響」と明かした。

 井上尚弥にとっては3度目のラスベガス。過去2度は20年10月のジェーソン・モロニー(オーストラリア)戦は無観客、21年6月のダスマリナス戦もコロナ禍で入場制限があった。その間に井上は2階級で4団体の王座を統一し、日本人初のパウンド・フォー・パウンド(PFP=体重の枠を超えた最強王者ランキング)で1位にもなり実績を積んできた。

 「ファイトマネーも過去最高になります。これからさらに上がっていく。そのためにも今回の試合内容が凄い大事。勝ち方によってはここでまた大きく変わる」と大橋会長はさらなる飛躍を期待していた。

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