尚弥「世界的なスター性を見させていただいた」大谷翔平に言及　ベガス戦で“豪華リレー”完結させる

＜ボクシング・井上尚弥会見＞4月10日の誕生日を前に石橋陽輔　プライム・ビデオ　ジャパンコンテンツ事業本部本部長（左）から花束を受け取る井上尚（撮影・郡司　修）
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　プロボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥（31＝大橋、29勝26KO）が5日、横浜市内のホテルで、5月4日（日本時間5日）に米ネバダ州ラスベガスでWBA同級1位ラモン・カルデナス（29＝米国、26勝14KO1敗）との防衛戦に向けた国内発表会見に臨んだ。

　4年ぶり3度目のラスベガスのリングに上がる井上は「4年ぶりとなるラスベガスでの試合に非常にワクワクしている。KOでも判定でも魅せるボクシングをしていきたい」と言葉に力を込めた。

　カルデナス戦と、セミファイナルのWBO世界フェザー級タイトルマッチで王者ラファエル・エスピノサ（メキシコ）とエドワード・バスケス（米国）とのダブル世界戦は当日、米スポーツ専門局ESPNで生中継され、同日午後7時から大谷翔平投手（30）が所属するドジャース―ブレーブス戦の直後に放送される予定だ。井上は「そういった流れでの放送ということは聞いている。日本人ここにあるぞ、という日本人の素晴らしさ、強さを同時に見せていきたい」と大谷との共闘に意欲的。

　先月18日には、東京ドームで行われたメジャー開幕戦となるカブス―ドジャース戦でプレーボールアナウンスメントを務め、大谷との“共演”を果たした。「また違った東京ドームの迫力を感じたし、大谷選手の世界的なスター性というものも見させていただいた。自分にとってすごく刺激的な1日だった」と“戦友”からの刺激を力に変える構えだ。

　興行は「Prime　Video」で独占ライブ配信される。