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重岡銀次朗が5・24に再起戦 IBFミニマム王者タドゥランへのリベンジ戦をサプライズ発表

[ 2025年3月30日 16:00 ]

<重岡銀次朗世界戦リベンジマッチ発表>LUSHBOUMUのステージで、世界戦のリベンジマッチを発表した重岡銀次朗(撮影・椎名 航)
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 プロボクシング前IBF世界ミニマム級王者・重岡銀次朗(25=ワタナベ)が30日、ボクシングイベント「3150×LUSHBOMU vol.5」(愛知県国際展示場)の興行内であいさつし、5月24日に大阪市住之江区のインテックス大阪で現王者ペドロ・タドゥラン(28=フィリピン)に挑戦することをサプライズ発表した。

 再起戦で約10カ月ぶりのダイレクトリマッチに臨む銀次朗は「当日は100%出し切って、皆さんに世界チャンピオンになってその先の景色を見たいので、応援よろしくお願いします」と意気込んだ。

 昨年7月、3度目の防衛戦でタドゥランに9回2分50秒TKOで敗れ、プロ13戦目で初黒星。王座から陥落した。右まぶたを大きくはらした試合後は担架で救急搬送されていた。「初めて負けた試合でダメージも凄かった。今は治ってリベンジに向けて練習できている」と完治したことも明かし「負けて気づくことも多かった。今は自分のボクシングに自信を持てている」とうなずいた。

 この日のメインでは前WBC世界ミニマム級王者で兄の優大(27=ワタナベ)が王座返り咲きを目指し、王者メルビン・ジェルサエム(31=フィリピン)に挑戦する。「ずっと兄ちゃんのサポートをしてきて、冗談抜きで今までで一番仕上がり良い。リベンジしてもらって、自分が続けるように頑張ってほしい。信じてしっかりサポートしたい」とエールを送った。

 5・24興行のメインでは元世界2階級制覇王者で、IBF世界フェザー級1位の亀田和毅(33=TMK)が同級王者アンジェロ・レオ(30=米国)に挑戦する。

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