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“リアル幕之内一歩”星野凌が東日本スーパーバンタム級新人王に 現役警察官・二葉恒輝にTKO勝ち

[ 2022年11月3日 16:28 ]

プロボクシング東日本新人王決勝 ( 2022年11月3日    後楽園ホール )

<東日本新人王決勝戦 Sバンタム級>3回、二葉へラッシュをかけ、TKO勝ちする星野 (撮影・光山 貴大)
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 スーパーバンタム級5回戦は星野凌(25=JB SPORTS)が二葉恒輝(30=松本ACE)に3回1分48秒TKO勝ちして新人王となった。ともにガードを固めてフックをボディーから上へ返すスタイル。2回はアッパーの連打やワンツーで二葉が優位に見えたが、星野が3回に強烈な左フックを当てると二葉はフラフラに。星野が猛攻を仕掛け、レフェリーが試合をストップした。星野は7戦6勝(2KO)1敗、関西学院大ボクシング部出身で現役警察官の二葉は10戦4勝(1KO)5敗1分け。

 星野は漫画「はじめの一歩」の原作者・森川ジョージ会長のJB SPORTSジムに所属し、漫画の主人公にちなんで「リアル幕之内一歩」を自称。一歩と同じピーカブースタイルで臨み、現役時代に山口卓也トレーナーがTKO勝ちした松本ACEジム・高山祐喜会長の教え子、二葉にTKO勝ちした。
 
 星野はリング上で「宣言どおり蝶のように舞って、蜂のように刺せたかなと思います」とコメント。「リアル幕之内一歩と言いながら1KOしかしていなかったので、今日は倒したかった。打ち合ってくれて、倒せてよかった。(3回は)トレーナーに“ここからだ”と言われたので、相手を地獄に落としてやろうと思った」と振り返った。森川会長に「やりました」と報告し、12月の全日本新人王決定戦へ「次もKOで勝ちたい」と抱負を語った。

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2022年11月3日のニュース