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元中学野球日本代表の服部凌河が東日本ライトフライ新人王 「判定で勝っても合格点もらえない」

[ 2022年11月3日 15:15 ]

東日本新人王決勝戦でライトフライ級を制した服部(撮影・光山 貴大)
Photo By スポニチ

 プロボクシングの東日本新人王決勝戦は3日、東京・後楽園ホールで行われ、ライトフライ級は服部凌河(21=横浜光)が池田穂高(23=RK蒲田)に3―0で判定勝ちし、新人王に輝いた。

 服部が中学野球で日本代表にもなった野球エリートなら、池田は麻布高から慶応大を経て大手IT企業に勤めるエリートサラリーマン。試合はアマチュア経験もある池田は足を使ったアウトボクシングを展開したが、被弾覚悟で前に出てプレスをかけ続け、手数も多かった服部に軍配が上がった。ジャッジ3者の採点は40―36×2、39―37と完勝だったが、プロデビューから連続KOは3でストップした。

 この日は地元の京都から恩師も会場で駆けつけて観戦。服部は「素直にうれしいし、ほっとしてます。でも、判定で勝っても合格点くれないので…倒さないと。また、一緒に練習してもらいます。お願いします」とリング上から呼びかけた。

 さらに「どうしても勝ちを届けたい相手が一人いた」と明かし、そいつに勝つ姿を見せることができたんで良かった」と話した。

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2022年11月3日のニュース