スコーピオンが竜虎倒した！　金太郎が大会最年少・石井に逆転KO勝利「熱い気持ちで戦った」　

プロボクシング東日本新人王決勝戦 （ 2022年8月3日    後楽園ホール ）

MVPのスコーピオン金太郎（左）
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　スーパーライト級はスコーピオン金太郎（26＝三谷大和）が今大会最年少の石井竜虎（17＝渡嘉敷）に3回2分KOで勝利し、東日本新人王に輝いた。

　スコーピオンと石井のサウスポー同士の序盤から激しい接近戦に。1回、スコーピオンは石井の左フックを顔面に浴びてダウン。だが、そこから立て直した。2回に痛烈な左ストレートでダウンを奪い返すと、3回に右フックで石井を仕留め、逆転KO勝ち。「倒されることも想定していたので、その後、冷静に戦えた」と胸を張った。

　昨年も東日本新人王に挑戦したが、準々決勝で敗れ、同期が立つ決勝のリングを悔しい思いで見守った。「今年は絶対に自分が立ってやるという熱い気持ちで戦った」と振り返り、「もう一つあるので、ここで満足はしていない。すぐ集中して練習したい」と12月の全日本新人王決定戦に視線を向けた。