×

和歌山県日高町・比井漁港「岬丸」 “駆け込み”ジャンボアジ 早めの挑戦を…

[ 2025年4月23日 05:30 ]

良型アジをダブルで釣り上げた大阪市の文原賢敏氏
Photo By 提供写真

 釣って楽しく、食べておいしい魚を求めて日ごろから情報収集していて、冬の釣り物から春そして夏へと変わりつつあるこのタイミングに何かないかと探していると、和歌山県日高町の比井漁港から出船する岬丸(岬旅館=スポニチ釣り指定店)の情報が目に留まった。釣果情報によるとジャンボサイズのアジ(金アジ)が釣れているということで、すぐに予約を取ってチャレンジすることにした。 (スポニチAPC・矢野 貴雄)

 日中はすっかり暖かくなった4月中旬、中紀の日高町へ車を走らせた。釣行日は阪和道の工事通行止めがあり、少し余分に時間がかかったが、受け付け開始の午前5時までには現地へ到着できた。

 この日は平日なのだが、すでに多くの釣り人が来ており、駐車場は満杯。聞いてみると2隻とも満船ということで納得。各自受け付けを済ませ船へ向かい、予約順に釣り座へ着き、タックルの準備にかかる。

 港からポイントまでは30分程度。ポイント付近ではすでに何隻かの僚船がアンカリングを終え、釣り始めている船もあった。こちらは、魚群探知機で魚影を確認しながらアンカリング場所を探しているタイミングに合わせて、いつでも仕掛けを投入できるように準備を済ませて待機。

 アンカーが入ったところで、出船前に船長から狙うタナの指示があったように「底から3メートル巻いたところから8メートル巻いたぐらいまでを探る」という言葉を意識しつつ仕掛けを投入。すぐに船中で数人が50センチ近いアジを釣り上げた。しかし、特定の人に魚信がくるが、他の人にはこないという状況で、タナを見つければ釣れるが、外すと厳しいような感じだったが、魚信がこなかった人もタナを探りながら誘いをかけてアジを釣り上げ始めた。

 しばらくすると魚からの反応がなくなってきたので、船は少し移動。今度は投入直後から、ジャンボサイズではないがアジが次々と釣れ始めた。

 そして小型のイサギも交じりながら、入れ食いのような状態からジャンボアジが交じり始め船上をにぎわし、皆のクーラーボックスが満タンに。そして沖上がり時間となった。

 岬丸では、ジャンボアジを狙っているが、水温の上昇とともに消えると思われ、そうなると釣り物がイサギへ変わる。ジャンボアジを狙うなら、早めの釣行をオススメする。詳細、問い合わせは「岬丸」(電)0738(64)2975へ。

 ◆アクセス 大阪方面からは阪和自動車道を経由し湯浅御坊道路・川辺インターを出て国道42号へ、紀伊内原駅前の信号を西へ約10分。

続きを表示

この記事のフォト

バックナンバー

もっと見る