×

渓流釣りのシーズン到来 岡山県の白賀川で美アマゴ次々射止める至福の時間!

[ 2025年3月26日 05:30 ]

良型アマゴのヒットに笑顔を見せる藤野満里奈さん
Photo By 提供写真

 まだ雪が残る岡山県鏡野町に位置する旭川水系目木川の源流域にある白賀川。この渓流をそのまま活用した白賀釣センターに、鮎匠会の竹崎哲也氏の長女・藤野満里奈さんの出産後の初釣りに同行。天然交じりの良型アマゴを次々と射止め、16~23センチを21匹。哲也氏と私も同サイズを58匹で、合計79匹の釣果。自然豊かな渓谷で、美アマゴの心地良い引きに至福の時を過ごした。 (スポニチAPC、鮎匠会・横山 芳和)

 春の訪れとともに各地で渓流釣りが幕開けとなってきた中、3月中旬に満里奈さんたちと岡山県北の白賀釣センターへアマゴ釣りに出かけた。極寒だった冬の寒さは続くが、この日は久々の晴れ間ののぞく釣り日和となった。雪代が入って、濁りはないが増水して水温は6度というコンディションだ。

 瀬落ちの深場に釣り場を定めて、センターの山崎さんに元気なアマゴを放流してもらい初釣りをスタートさせた。イクラを餌に、上流の落ち込みに仕掛けを投入して流れの底になじませ、ナチュラルにゆっくりと流下させていると、白泡が切れたところで目印がスゥーと水中に吸い込まれるアタリが現れた。

 すかさずアワセると、竿は大きな円を描いてしなった。水中で体をくねらせ抵抗するアマゴの引きに、彼女は思わず歓声をあげた。ため込んでいると、魚体が水面に現れたタイミングで一気に引き抜いた。タモに収まったのは、22センチもある朱点の鮮やかな美アマゴ。久々の対面に満面の笑みで見入っていた。

 入れ食いが続いたが、時間がたつと食いは止まった。そこで、針やハリスのサイズダウンや餌を川虫に替えながら、試行錯誤で丁寧に攻めて16~23センチのアマゴをヒットさせていた。哲也氏も天然物を狙って上流で竿を出し、的確なポイント狙いで確実に釣果を伸ばしていた。

 昼食では炭をおこして、釣ったばかりのアマゴや持参した猪肉などでバーベキューパーティーを楽しみ、リフレッシュする最高の時を皆で過ごした。

 白賀釣センター内は全長3キロ以上にも及ぶ自然豊かな渓谷で、自然繁殖も多くみられる。初心者でも安全にアマゴが釣れ、上級者にも満足できるフィールドだ。山桜が咲きサツキが色づく頃には最高のシーズンとなるので、家族連れでこの楽園に訪れてほしい。

続きを表示

この記事のフォト

バックナンバー

もっと見る