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宮崎亮は「返り討ちにします」 栄拓海との復帰2戦目はKO賞100万円で闘志満々

[ 2022年2月9日 16:03 ]

復帰2戦目で高橋保明氏(左)提供の「KO賞金100万円」にかぶりつく勢いの宮崎亮(中央)と亀田大毅副会長
Photo By スポニチ

 プロボクシング元WBA世界ミニマム級王者の宮崎亮(33=3150ファイトクラブ)が9日、大阪市西成区の所属ジムで会見し、4月下旬に大阪で開催見込みの復帰2戦目で日本ミニマム級5位の栄拓海(28=折尾)と対戦することを発表した。試合はフライ級(リミット50・8キロ)8回戦で行われる。

 コロナ下で海外から選手招へいが難しい状況が続き、苦肉の策として同ジムではファイトマネー60万円に加え「宮崎に勝てば100万円」のボーナスを用意し、ボクサーライセンスを保有する対戦相手を募集していた。プロボクサーではない51歳男性から「宮崎を倒します」とのコメント付きで応募があったという。最終的に応募した5人のうち実績最上位の栄に決定。栄はミニマム級で13年全日本新人王を獲得し、日本王座挑戦経験もある。ライトフライ級でIBFユース世界王座も獲得した。

 ボーナス100万円は、内装業を営む「Tdecoration」(ティーデコレーション)の高橋保明社長(38)が提供。同社長と3150ファイトクラブの亀田大毅副会長が話し合った末、宮崎がKO勝利すれば、KO賞として100万円を贈呈することになった。目の前にニンジンをぶら下げられた宮崎は早速かぶりつきそうな勢いで「返り討ちにしますよ」と力こぶをつくった。
 

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2022年2月9日のニュース