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天心 6月の大一番へRISEラストマッチは「通過点」 風音は苛立ち「無傷で6月にいけると思うな」

[ 2022年2月9日 20:40 ]

4月に開催される「RISE ELDORADO 2022」で対戦が発表された那須川天心(左)と風音。那須川にとっては主戦場のRISEラストマッチとなる
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 立ち技打撃格闘技RISEは9日の記者会見で4月2日に東京・代々木第一体育館で開催される「RISE ELDORADO 2022~Tenshin Nasukawa Finalmatch~」の対戦カードを発表。今大会がRISEラストマッチとなるキックボクシング40戦無敗の那須川天心(23=TARGET/Cygames)は同門の風音(23=TEAM TEPPEN)と対戦することが決定した。

 那須川は本来4月の試合でキックボクシングを卒業する予定だったが、キックボクシングへの“ケジメ”として6月にファン待望のドリームカードであるKー1史上初の3階級王者で現スーパー・フェザー級王者武尊(30=SAGAMI―ONO KREST)との一戦がキックボクシングラストマッチとなる。そのため今回の試合は通過点に過ぎないと話す。「申し訳ないですけど今回の試合もそうですけど、僕の中では6月が大勝負なので、そこに全てを懸けるというかそれの通過点に過ぎないです」と練習をしていても6月の事が自然と頭によぎるようだ。「4月、6月と良い試合をしなきゃというのもありますし、今までちょっと試合をしすぎてたなと思うので、今回とその次は競技をするのはやめようかなと思います」とつづけた。

 風音は昨年行われた「RISE DEAD OR ALIVE2021 ―53kgトーナメント」で優勝して、試合後のマイクパフォーマンスで同門である那須川へ対戦要求を出していた。風音の希望通り那須川との一戦が決まったがこれを聞いて「ちょっと腹が立ったというか“ナメるなよ“と思いますよね」と苛立ち。「“無傷で6月にいけると思うなよ”と思いました。思いっきり初黒星をつけて送り込んだろうかなと思います」と那須川に初黒星を付けて6月の大一番へ送り込むと強気の発言をした。

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2022年2月9日のニュース