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那須川天心 RISEラストマッチのテーマは“父親超え”!父親は風音のセコンドに付くことも明かす

[ 2022年2月9日 20:29 ]

4月に開催される「RISE ELDORADO 2022」で対戦が発表された那須川天心(左)と風音。那須川にとっては主戦場のRISEラストマッチとなる
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 立ち技打撃格闘技RISEは9日の記者会見で4月2日に東京・代々木第一体育館で開催される「RISE ELDORADO 2022~Tenshin Nasukawa Finalmatch~」の対戦カードを発表。今大会がRISEラストマッチとなるキックボクシング40戦無敗の那須川天心(23=TARGET/Cygames)は同門の風音(23=TEAM TEPPEN)と対戦することが決定した。

 那須川のRISEラストマッチの相手の風音は昨年行われた「RISE DEAD OR ALIVE2021 ―53kgトーナメント」で優勝して、試合後のマイクパフォーマンスで同門である那須川へ対戦要求を出していた。

 那須川は今回の一戦が決まって「RISE最後の試合というか色々思い返せばいい思い出があって、ここまで一瞬だったなと思います。最後のRISEで今まで自分が体現してきたことを今後の次の世代の人たちに見せられるような試合をしたいと思うので期待しててください」と話した。風音も「この試合を組むにあたって動いてくださった伊藤代表、RISE関係者の皆様、Cygamesを含むスポンサーの皆様、そして何より那須川会長ほんまにありがとうございました。僕が3年前にこっちにきた理由というのが誰よりも一番強くなるために来たんです。その一番強い選手が天心選手だと思っているので、そのために3年間天心選手を超す思いで毎日毎日を過ごしてきて結果も残してきたし、勝ってきたし、だからこうなるのは必然だったのかなと思います。至って自然の流れかなと思います」と那須川との試合が決まった思いを語った。

 同門対決になるが両者ともにやりづらいさはないと話した。那須川はRISEラストマッチのテーマは父親超えだという。「自分の中でテーマは父親を越えようかなというテーマがあります。今も一緒に練習もしてますけど、俺を超える選手を見てみたいというか自分で体現したいなと思っていて、今回の試合について聞かれたときもすぐに“やる”と答えましたし、セコンドとかサポートとかも相手サイドに付けて“俺を越えてくれ”って話をしましたね」と父親であるジムの会長である弘幸氏は風音サイドのセコンドに付くことを明かした。「変わらず6月のために父親と練習をしているので、そこは色んな気持ちはありますけど関係ないですよね。なかなかないですけど大舞台での親子喧嘩ですね」と大舞台での親子喧嘩と宣言した。

 那須川会長がセコンドに付く風音も「那須川会長の弟子なので那須川会長の戦い方で天心選手を倒してやろうかなと思います」と語り、「(那須川のことを)誰よりも弱点も強い所も知っているのが会長だと思うのでそこは既に聞いてます。めちゃめちゃやって超強くなってます」と強気な発言をした。

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