【ゴルフ】松山&美夢有 夢ペア!?ロス五輪で「混合団体」正式承認

松山英樹(右)と山下美夢有
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　国際ゴルフ連盟は15日、28年ロサンゼルス五輪で「混合団体」が新種目として開催されることを承認した。大会方式は男女各1人のペアを組んで2日間36ホール、1個の球を交互に打つフォアサムと各ホールで良い方のスコアを採用するフォアボール方式で争う。パリ五輪4位の山下美夢有（23＝花王）らが男子とのペアを大歓迎した。

　新種目となる「混合団体」の採用を受け、最高峰の米女子ツアーで戦う日本勢から歓迎の声が上がった。15日にロサンゼルスのコースで取材に応じたパリ五輪4位の山下は「出たいと思っているので凄く楽しみ」と笑顔を見せた。東京五輪代表の畑岡も「男子の知名度や人気は凄い。ペアを組んだら見る人も増えると思う」と目を輝かせた。

　ロス五輪のゴルフは名門リビエラCCが舞台。米男子ツアーを運営するPGAツアーによると混合団体は男女の個人戦の間に開催。各国・地域で1チームまで出場でき、男女各1人のペアを組む。1個の球を交互に打つフォアサムと2人がプレーして各ホールの良い方のスコアを採用するフォアボールを18ホール戦う。

　山下は「男子と一緒にプレーすることはない。マスターズも見ていたが、特に米ツアーの選手は凄いなと感じた」と交流を期待する。五輪代表はこれまで世界ランクを基にした五輪ランクで選出されてきた。男子は世界ランクで断トツの松山英樹が最有力だが、女子は群雄割拠。山下、畑岡に加え、古江、竹田、岩井ツインズに大舞台に強い渋野も…。どんな夢のペアが実現するか、興味は尽きない。