【競泳】平井瑞希がTOKIOインカラミ所属に　競泳界初「日々挑戦を楽しむ」

TOKIOインカラミ所属発表会見に臨んだ平井瑞希（右）。隣はイフイング株式会社の冬廣應尚社長
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　競泳女子で24年パリ五輪代表の平井瑞希（18）が17日、東京都内で美容室ヘアケアブランド「TOKIOインカラミ」の所属発表会見に臨んだ。3月に高校を卒業し、秋には米テネシー大留学を控える期待の星は、「将来の目標は世界記録の更新。日々挑戦を楽しみながら、一歩ずつ挑み続けられるように頑張りたい」と抱負を述べた。

　平井は23年の世界ジュニア選手権に出場した際に、米国の大学3校からスカウトを受け、現地を見学。その中で「（コーチや選手間で）コミュニケーションの取り方が特徴的だった」と惹かれるものがあり、最終的に世界からトップ選手が集まるテネシー大進学を決めた。米国では学業の成績が悪いと練習に参加できないなど、日本以上に厳しい環境が待ち受けるが、「文武両道で頑張りたい」と話した。
　当初は4月にも渡米する計画だったが、ビザ取得などの手続きが進まず、夏の世界選手権（シンガポール）までは日本に留まることも明かした。5月末の欧州グランプリ、6月の東京都選手権（東京アクアティクスセンター）を経て世界選手権に臨む予定。バタフライの50、100メートルの2種目に出場予定で、「100メートルバタフライでメダル獲得が目標。達成できるように頑張りたい」と話した。