【ジャンプ】高梨沙羅「夢をつなぐ作業ができて幸せ」ランドセル7000個をアフガニスタンへ

[ 2025年4月5日 16:33 ]

社員として在籍するクラレの社会貢献活動に参加した高梨沙羅
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 ノルディックスキージャンプの高梨沙羅(28)が5日、社員として在籍するクラレの社会貢献活動「ランドセルは海を越えて」に参加した。

 ランドセルの主要素材である人工皮革「クラリーノ」を製造販売している同社は、全国から送られた使い終わったランドセルをアフガニスタンに届ける活動を行っている。高梨は同社の社員らと作業服姿で開梱、検品作業などに黙々と取り組み、「次の子どもたちに夢をつなぐというか、たすきをつなぐような作業ができて幸せ。自分が競技を続けていく中でたくさんの方にサポート頂いて、そのおかげで飛び続けられている。なので少しでも自分ができることは力になりたい」と語った。

 五輪プレシーズンの今季はW杯の最高成績は4位と表彰台に届かなかった。ただし、最重要課題として着地姿勢のテレマークに取り組んだことで終盤は飛型点が伸びており、「苦しんだシーズンではあった。(飛型点が20点満点の)15点台から始まって、最終的に18点を出すことが出来たのは、地道にトレーニングをし続けたからこそかなと思う」と一定の手応えは得つつある。

 「続けていくことが大事になる」と、このオフもブレることなく課題に向き合う方針。来年のミラノ・コルティナ冬季五輪に向けて「4年に1度の五輪に向けて、4年間を費やしてきた。自分の納得するパフォーマンスができるように。そに向けてできる限りのことをしていく」と決意を新たにした。

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