仕事辞めたい、向いてない。でも3年は続けるべき?心理カウンセラーが回答

[ 2025年4月5日 09:00 ]

仕事辞めたい、疲れた。そんな声はSNSでもよく目にします。向いてない仕事についてしまった、

心理カウンセリングやメンタルトレーニングの普及活動を行う、“心の専門家”養成スクール「アイディアヒューマンサポートサービス」カウンセラー監修の以下記事より、一部抜粋してお届けします。

「仕事やめたい」は甘えなの?“職場の人間関係”が退職理由の場合

仕事辞めたい、向いてない。でも半年は同じ仕事をしたほうがいい?

早期退職を繰り返していれば、我慢ができない人だという評価をされることもあるとは思います。だからと言って、退職を前提にしながら2年3年と続けるのもしんどいでしょうし、きっと仕事での結果にも影響がでてくるのではないでしょうか。

やりたいことに真剣に打ち込んだ3年間と、いつも次の仕事のことを考えながら過ごす3年間、自分の人生の時間をどう使うかということにもつながってくると思います。

もし、早期退職のことで採用されなかったのであれば、それは縁がなかったと思い、気にしないこと。

すぐ辞めてしまうのではないかという企業側の不安があっても、それも含めてあなたという人を受け入れてくれる企業があるなら、それを払拭するように一生懸命頑張ることにエネルギーを使うほうが健全ではないでしょうか。

職場が仕事がというより、あなた自身がどういう信念を持って仕事をしているかだと思います。どんな職場でも仕事でも、学ぼうという姿勢があれば、人生の礎になるのではないでしょうか。

今の職場を辞めるか辞めないか悩むときは「メリット・デメリットを整理してみる」

辞めたときと辞めないときの、メリット・デメリットをそれぞれ整理してみることをおすすめします。

これはシミュレーション選択という方法ですが、どちらの方にメリット・デメリットが多いか洗い出してみることで、結論が見えてくると思います。

では、会社を突然辞めたいと思ったときはどうすればいいでしょうか。

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会社を突然辞めたいと思ったときは「いったん休む」

冷静になれていないときは、すぐ答えを出すのは避けたほうがよいです。たとえば、意見のぶつかり合いなどがあったとき、理不尽なことがあったとき、心身の疲労が溜まっているときなどです。

大事な決断は、勢いや感情に流されてしまうと取り返しのつかない結果を招くことになります。

結論は、きちんと落ち着いて考えてからで遅くはありません。辞めたいと思うときはどういうときなのかなど、自分と向き合う時間を取ることをおすすめします。

※本記事はMELOSで公開された記事『「仕事やめたい」は甘えなの?“職場の人間関係”が退職理由の場合』の一部を再編集したものです。

著者プロフィール

全心連公認上級プロフェッショナル心理カウンセラー/メンタルトレーナー
浮世満理子(うきよ・まりこ)


アメリカで心理学を学び、帰国後、株式会社アイディアヒューマンサポートサービスを設立。プロスポーツ選手などのトップアスリート、サッカーJ1チームや五輪チーム、芸能人、企業経営者などのメンタルトレーニングを行なうかたわら、多くの方にカウンセリングを学んでほしいと教育部門アカデミーを設立し、心のケアの専門家の育成も行う。一般社団法人全国心理業連合会代表理事。地方自治体とLINEを活用した無料相談を推進している。一般財団法人全国 SNS カウンセリング協議会常務理事。TV にも多数出演。

<Edit:編集部>

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