宝塚音楽学校で卒業式 首席の光田悠那さん答辞「すべてが大切な思い出で一生の宝物」

[ 2025年3月1日 18:55 ]

宝塚音楽学校を卒業した第111期生の(左から)光田悠那さん、三枝友梨乃さん、今井絢音さん、南田愛弥さん
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 未来のタカラジェンヌを育てる宝塚音楽学校111期生の卒業式が1日、兵庫県宝塚市の同校で行われた。卒業生39人は同日午後、宝塚歌劇団に入団。憧れの初舞台へ大きな一歩を踏み出した。

 首席の光田悠那(みつだ・ゆうな)さんは答辞で「これから進む道でどんなことがあっても、2年という(同期)皆で過ごした幸せがいっぱい詰まった時間を思い出せば、どんな壁も乗り越えていけると思います」と声を震わせると、卒業生や予科生からもすすり泣く声がもれた。

 さらに光田さんは「皆で笑った時間、ぶつかった時間、泣いた時間、励まし合った時間。すべてが大切な思い出であり一生の宝物です。これからも折れない、めげない強い心で全力で走り続けましょう。清く正しく美しくの教えを守り、宝塚を愛してくださるすべてのお客さまに舞台から喜びをお届けできる舞台人を目指して精進して参ります」と誓った。

 111期生は4月19日に兵庫・宝塚大劇場で開幕する星組公演「阿修羅城の瞳/エスペラント!」で初舞台を踏む。
 

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