宝塚音楽学校 第111期39人が卒業式 4月に宝塚大劇場の星組公演で初舞台へ

[ 2025年3月1日 18:28 ]

宝塚音楽学校を卒業した第111期生の(左から)光田悠那さん、三枝友梨乃さん、今井絢音さん、南田愛弥さん
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 未来のタカラジェンヌを養成する宝塚音楽学校で1日、第111期生の卒業式が行われ、39人が2年間学んだ同校を巣立った。午後には宝塚歌劇団に入団。憧れの舞台へ、大きな一歩を踏み出した。

 卒業式後には成績優秀者4人が取材に応じた。首席の光田悠那(みつだ・ゆうな)さんは式典を終え「大好きな学び舎での生活が終わってしまうと思うと寂しい気持ちは残りますが、これから始まる新しい生活への希望で胸がいっぱい」と瞳を輝かせた。先日の文化祭ではキレのあるダンスを披露して群舞をリード。身長1メートル72で、憧れの存在に昨年10月に退団した雪組の元トップスター彩風咲奈をあげ「華やかでエネルギーあふれる男役を目指してこれからも精進して参ります」と誓った。

 次席の三枝友梨乃(みつえだ・ゆりの)さんも身長1メートル71の男役。先日行われた文化祭では演劇部門で主演も務めた。星組スター暁千星(あかつき・ちせい)を目指し「舞台の上で華やかに、いつも全力な姿を見せられる男役になれるよう頑張っていきます」と表情を引き締めた。

 元宙組、花組のトップ娘役だった星風まどかに憧れる娘役の今井絢音(いまい・あやね)さんは「いつも笑顔がステキで品のある娘役さんになりたい」。目標に元宙組トップ娘役・実咲凜音をあげた南田愛弥(なんだ・まなみ)さんは「どんな時も初心を忘れず励みたい」と話した。

 第111期は4月19日、兵庫・宝塚大劇場で開幕する星組公演「阿修羅城の瞳/エスペラント!」で初舞台を踏み恒例の口上とラインダンスを披露する。

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